「しんぶん赤旗」12月15日・4面より
日本共産党の岩渕友、伊藤岳両参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は臨時国会が閉会した13日、さいたま市のJR浦和駅西口で訴えました。3氏は、国会では内閣不信任案が否決されたが、国民は自民党の裏金疑惑に怒っていると指摘し「総選挙では、政党助成金を1円ももらわず、企業・団体献金全面禁止法案を提出した共産党を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。
梅村氏は「岸田首相は、コストカット型経済にメスを入れると言うなら、男女の賃金格差の是正を。安心して働き子育てできる社会をつくります」と強調。岩渕氏は、日本政府は石炭火力発電にしがみつき、原発を推進していると批判し「原発ノー。省エネを思い切って進め、再生可能エネルギーこそ増やそう」と呼びかけました。
伊藤氏は「岸田首相は所得税減税を言いながら軍事費を倍にし、増税しようとしている。アメリカ言いなり、財界優先の二つのゆがみにメスを入れ、私たちの暮らしを良くしよう」と訴えました。
息子と一緒に来た男性(72)は「大軍拡で増税されることにとても怒っている。みなさんが自分の気持ちを訴えてくれてうれしい。子どもに障害がある。安心して暮らせる社会にしてほしい」と話しました。