「しんぶん赤旗」5月4日・5面より
日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は3日、埼玉県川口、さいたま両市で街頭演説し、衆院小選挙区予定候補の、おくだ智子(埼玉2区)、山本ゆう子(同5区)両氏や市議とともに訴えました。
梅村氏は、子どもの利益置き去りの離婚後「共同親権」を導入する民法改定案の問題点を指摘し「(子どもだけでの留守番などを禁止する)虐待禁止条例を撤回させた埼玉県から、廃案の声を」と強調。伊藤氏は、イスラエルのガザ攻撃やロシアのウクライナ侵略が続き、日本でも多くの人が心を痛めるなか「憲法9条を守ろう、生かそうという機運が高まっている」と訴えました。
塩川氏は「改憲を主張する自民党議員たちが裏金にまみれている。企業・団体献金でゆがめられた政治を正し、国民が主人公の政治をめざす共産党を大きく伸ばしてください」と呼びかけました。
浦和駅前で訴えを聞いた男性(51)は「衆院3補選で野党が勝ち勢いがついた。『憲法を生かそう』と訴える攻め時だと思う」と話しました。