「しんぶん赤旗」6月5日首都圏版より
日本共産党群馬県委員会は5月28日、JA群馬中央会(前橋市)の林康夫会長ら役貝と、食料・農業・農村基本法改定案などについて懇談しました。渋沢哲男委員長、伊藤達也書記長・衆院群馬5区予定候補)、たなはしせつ子同I区予定候補、酒井宏明・大沢綾子両県議が出席。梅村さえこ衆院北関東比例予定候補が同席しました。
林会長は、飼料・肥料価格の高騰やコメ価格の暴落、昨夏のひょう被害などに触れながら、「後継者不足は深刻。いったん廃業したら、再起は不可能だ。農業は国力。国や県の農業予算をもっと増やしてほしい」と話しました。
梅村氏は、党綱領で農業を基幹産業に位置づけていることを紹介しながら、同日の参院委で採択されようとしている食料・農業・農村基本法改定案は食料自給率の向上を投げ出すものだと指摘。有事の際に農家にイモを作れと命令できる法整備などではなく、価格保障や所得補償を抜本的に充実することか必要だと強調しました。