「しんぶん赤旗」12月17日・10面より
日本共産党の栃木県中部地区委員会は15日、宇都宮市の宝木、瑞穂野両地区で、梅村さえこ元衆院議員を招き、集いを開きました。
梅村氏は、10月の総選挙で党の議席が減った悔しさに触れつつ、それ以上に「自公政権の過半数割れに国民が喜びの声をあげている」と強調しました。
野党の多くが消費税減税・廃止を公約し、当選した野党議員は 「消費税をなくす会」などの申し入れに賛意を示すようになったと変化を報告。学費、保育、年金、医療、介護などでも国民か連日、国会前で声をあげていると話しました。
一方、大軍拡を盛り込んだ補正予算が衆議院で可決したことに関し「自公は過半数割れしているのに、維新や国民民主など追随する野党が出ている。自民党政冶を変えられるか、攻防はすでに始まっている」と述べました。
自民党の比例票は90年代の3000万から1500万まで減っていると説明。「自民党に代わる新しい流れをどうつくっていくか、私たちの頑張りにかかっている。侮しい気持ちは実践の中で解消していこう」と呼びかけ、来夏の参院選で共産党勝利を訴えました。
参加者から「原発反対の宣伝に高校生が飛び込み参加してくるなど変化がある」、「学費に悩まずに学べる社会を実現したい」などと意見が出されました。